筑紫丘高校24回生の会は愛称を「丘仁志会」といいます。筑紫丘高校を卒業して、仁の心と志をもった24回生でありたいという気持ちを込めたもので、2002年1月に開催した総会でこの愛称を含めた会則が決定されました。
昭和47(1972)年3月に卒業した時は、名簿によると465人の同窓生がいたのですが、全会員の名簿を独自に作ろうとした2003年の段階では凡そ100人が連絡先不明で、その後も同様の状態が続いています。
2023年は会員が古希を迎える年となり、高校同窓会総会で祝っていただけるというのでなるべく多く集まろうと呼びかけて、現地参加45名とウェブ参加1名と比較的多くが集まってくれました。高校同窓会のホームページのお陰でこれまで連絡がつかなかった人の数名とも連絡がつくようになり、今後も連絡先の把握には努力していきたいと思っています。
ここで丘仁志会の日頃の活動をご紹介しましょう。会員の所在地としては地元福岡近郊が一番多いのですが、関東にもかなり多くの会員が住み、次に関西という分布状況です。そのために、年に一度お正月か夏の時期に開催していた(コロナ前までは)総会を、福岡を中心に時々東京で開催したり京都で開催する試みも行ってきました。ただ、年に一度の集まりではなかなか顔を合わせられない人も多いために、2012年夏から毎月24日に所定の場所に何人かでも集まる月例丘仁志会をスタートさせました。多い時は20人弱、最低でも5、6人が毎月集まることにより、横の連絡網が広がったように感じました。コロナ感染の時期も、感染対策が行き届いた場所を見つけて月例会開催を維持することができました。その結果が今年の高校総会参加及びその二次会となった丘仁志会総会への参加52名の盛会へと繋がったと思います。
総会で数年前から力を入れているのが、丘仁志バンドの演奏会です。高校時代から吹奏楽部に参加したり、卒業後にバンドを作るなどしてきた音楽好き中心に結成された総会時のワン・パフォーマンス・バンドです。今年コロナのために3年振りに実現した演奏は力強くて楽しくて、まだまだ前進中であることを象徴するステージでした。
このように、丘仁志会は結集力を強みに毎年の活動を行っています。ただ、会員は同学年だけのためだけではなく、関東や関西の支部長、丘女会の会長も務め、また事務局職員として勤務するなど筑紫丘高校同窓会の活動にも取り組んでいます。母校が素晴らしい100周年を迎えられるように、丘仁志会としても積極的に支援に協力していきたいと考えています。
文責、山口吉則<常任幹事>