本校•福岡県立筑紫丘高等学校は、昭和2年6月設立の旧制福岡県立筑紫中学校を前身とし、令和9年6月をもちまして創立100周年を迎えます。現在までの卒業生総数は4万人を超え、本校の隆々たる発展は実に喜びに堪えません。
本校の校訓は「剛健 叡智 創造」であり、校歌には「日本守護日本開拓 日本創造」と謳われています。その精神は本校における学びに結実しており、本校において学ぶ在校生たちは、大いなる智恵を育み、人格を陶冶し、その創造力をもってこの困難な世界の未来を大きく拓いていくものと確信します。
かかる本校在校生たちの向学の志を支え、日本や世界を舞台に活躍する人材に育てることは、本校の精神をよく知る本校同窓生すべての希望です。
今回大きな節目となる100周年を迎えるにあたって、同窓会では100周年を祝うとともに本校教育をどのように支援するかを様々な角度から検討して参りました。人づくり教育の更なる飛躍を目指し、次代の子ども達の教育環境整備の支援等により更なる母校の発展を願い、校舎が全面改築された後の、環境整備事業としてのグラウンドや講堂設備等の施設の拡充等に寄与したいと考えております。
ついては、同窓生の皆様方におかれましては、この記念事業の趣旨にご賛同いただき、本校への想いとともに募金にご協力賜りますようお願い申し上げます。
時下益々のご繁栄をお祈り申し上げます。福岡県⽴筑紫丘⾼等学校の同窓⽣の皆様には、毎⽇のご活躍に⼼より敬意を表し、⺟校への変わらぬご⽀援に感謝申し上げます。
本校が迎える創⽴100周年は、過去を振り返るだけでなく、未来への⼤きな⾶躍のための節⽬と位置づけられています。この記念すべき時に、私たちは4億円以上の規模の⼤規模な記念事業を展開していきます。
特に、⼈⼯芝のグラウンド整備に3億円を投じることで、スポーツだけでなく、学校全体の魅⼒を⾼める重要な施設として位置づけています。これは、⽣徒たちにとってのみならず、地域社会にとっても価値ある資産となり得るものです。
また、奨学財団への寄付に5,000万円と、ふるさと納税を活⽤した学習環境整備事業に約1億円を計画しており、これらの事業は、在校⽣たちの学びや成⻑に直結するものです。奨学財団への寄付は、経済的な障壁を乗り越え、全ての⽣徒が教育の機会を享受できるようにするためのものであり、学習環境整備は、次世代の学びを豊かにするための不可⽋な投資です。
このたび、私たちは皆様のご協⼒を仰ぐことで、⺟校の次なる100年の歴史に貴重な⼀⽯を投じることができます。皆様の⼀⼈⼀⼈の寄付が、未来を担う⽣徒たちの夢と可能性を広げることになります。私たちの共同の努⼒により、本校は新たな魅⼒を備え、さらに輝かしい未来を築くことができるでしょう。
皆様のご健康とご多幸を⼼からお祈り申し上げます。共に本校の新たな歴史を築き上げましょう。